「たぶん」系英単語 め、めいびぃー・・・ [maybe, perhaps, probably]

8.03.2019

単語

t f B! P L



先日、以下のエントリを公開しました。


ざっくり要約を書くと、
  • ぼくは「I think」とか「Maybe」って言葉を多用する
  • Jean先生から「あなた自分に自信がないのね⤵」と言われてしまった
  • 断定しない言い方は一種のアイデンティティーなので譲れない
  • 語彙を増やして「I think」と「Maybe」を目立たないようにしよう


と、言うわけでござして、「と思う」「たぶん」という表現のバリエーションを増やしていく戦略が、ぼくの中で決議されました。

「と思う」は上記リンクのエントリにまとめました。
このエントリでは「たぶん」について、表現のバリュエーションを増やすため、まとめて いこうと思います いきます。


「たぶん」系英単語 まとめ

いろいろ調べてみてわかったことですが、この「たぶん」系単語、使う状況や、人によって、そしてその他の非言語部分(表情、身振り、声のトーンなど)との組み合わせでニュアンスがけっこう違うようです。

まずは、まとめた内容を見てみましょう。

NOTE 「たぶん」系英単語
①Maybe
確信度は、だいたい20%~50%。確信がなく、半信半疑。
・連発すると幼稚に聞こえる。ちょっとカジュアル寄りの表現
・文頭で使われることが多い
・「もしかしたら」と訳すとはまりそう
②Perhaps
確信度はMaybeと同じ。か、少し低いくらい
・Maybeよりも丁寧な表現。フォーマル
・文頭で使われることが多い
・こちらも「もしかしたら」の訳が適当
③Probably
確信度は80~90%とかなり高い。そのまま十中八九レベル。
・絶対じゃないけど「ほぼほぼ確実に起こる」
・ポジティブなニュアンスを含んでいる
・訳的には「恐らくそうだろう・その可能性が高い」がしっくり。
④Most likely, Very likely
・「ほとんどの場合起こりうる」というニュアンス
・Probablyよりも、確信度が高く、90%起こりうるくらいの可能性
・多数派じゃないけどProbablyの方が確信度が高いという人もいる
・「ほぼほぼ」がぼく的にははまる訳
⑤Possibly
・「ありうるかも」くらいの、すごく低いニュアンス
・半ば諦めているニュアンスも含まれる
確信度は20%
・訳的には「ひょっとしたら」という表現が近い。(ワンチャンある)
・ためらってるときに出てくる表現でもある。
番外:Absolutely、Definitely
・「絶対に」,「確実に」というニュアンスで確信度100%
※「たぶん」を表す語ではないですが、確信度を表すという意味では同じカテゴリのワード

確信度や対応するであろう日本語訳の例をまとめました。ただいろんな情報にあたっていると、やっぱり皆が皆おなじように感じているわけではなく、それなりにブレがあるということもわかりました。上記のノートはぼくが見たいくつかの情報からなるべく平均をとるように意識してまとめています。

こういうブレの存在はよく考えてみれば当然の話で、日本語でも「ひょっとして」「もしかして」「おそらく」「たぶん」「有りよりの無し」「ほぼほぼ」といった度合を表す言葉を数字にするのはけっこう難しいものです。

確信度ランキングで並べてみましょうか。
100%:Absolutely, Definitely
90%  :Most likely, Very likely
80%  :Probably
50%  :Maybe, Perhaps
20%  :Possibly

ほーほー、こういう形で並べてみるのも、なかなかに面白いものですね。これをこのまま覚えておいて、誰かが使ったときに頭の中で少しずつ修正をかけていくのが正解な気がします。

まずは、以下の3つを覚えておけば、「たぶん」度合を伝えるのに困ることはなさそうです。

  • 「ほぼほぼ、たぶん」をProbably
  • 「すっげぇ微妙なところだけど、たぶん」をMaybe
  • 「無いと思うけど、たぶん」をPossibly



餅は餅屋、単語は辞書屋


辞書界(そんなのあるんかな)の大家、CambridgeとOxfordで各単語を調べてみました。こういうのはやっぱりキチンと辞書を引く。こういう基本姿勢が大事。なはず。
意味合い的に「たぶん」を表している箇所だけ引用しています。


まずはCambridgeさん。
NOTE : Cambridge Dictionary
maybe
・used to show that something is possible or that something might be true
perhaps
・used to show that something is possible or that you are not certain about something
probably
・used to mean that something is very likely
most/very likely
very probably
possibly
・used when something is not certain

ほー、「maybe」と「perhaps」は前半部が完全一致。maybeはpossibleでtrueかもしんないと書いてあるので、maybeのほうが確信度は高そうな印象です。
「most/very likely」と「probably」はそれぞれの説明にお互いが登場しているので、同程度ってとこなんですね。
「possibly」は「perhaps」の後半部と一致しますね。perhapsの前半は何かがpossibleと書いてあるので、possiblyにそれが無いということはperhapsよりも弱い度合と考えることができそうです。

日本語でググってまとめてみた結果と概ね一致していましたね。


で、もう一個。こっちはOxfordさん
NOTE : Oxford Dictionary
maybe
Perhaps; possibly.
perhaps
・Used to express uncertainty or possibility.
probably
・Almost certainly; as far as one knows or can tell.
most/very likely
Probably.
possibly
Perhaps (used to indicate doubt or hesitancy)

こちらでは、「maybe」と「perhaps」と「possibly」がお友達になっているみたいです。
「probably」と「most/very likely」は、Almost certainlyなので、ほぼほぼ確実なたぶんという意味になりますね。


さすがに確信度合〇%という記述はありませんでしたね。コミュニケーションの中で使ってみて、感覚を身に着けていかないといけないワードなんかもしれません。とりあえずは上で書いた、

  • 「ほぼほぼ、たぶん」をProbably
  • 「すっげぇ微妙なところだけど、たぶん」をMaybe
  • 「無いと思うけど、たぶん」をPossibly

この使い分けが口から出てくるようにトレーニングするってところからになりそうです。

おわり

Profile

自分の写真
アラサー(ティーファイブ)、♂ IT業界でショッカーみたいな立ち位置の仕事をしています。昔から憧れていたバイリンギャルを目指し、英語の勉強に明け暮れる毎日。このブログは勉強ログとして書いています。よろぴく。

ラベル

IT (5) TOEIC (23) イディオム (4) セブ島留学 (2) その他 (2) 雑記 (12) (4) 単語 (53) 読書感想文 (1) 発音 (3) 表現 (6) 文法 (2)

ブログ アーカイブ

QooQ